探究活動

地域の「楽しい」を授業へ

「総合的な探究の時間」

芽室町役場×芽室町教育委員会×白樺学園高等学校コラボレーション

地域との繋がりが
深い学校だからこそ
実践できる!

コースごとの探究

総合コース

明治北海道十勝レシピ集

明治ホールディングス(株)主催のイベントにレシピを出品して、そのレシピを明治北海道十勝のチーズと日本罐詰のコーンを用いてレシピを考案。事前学習として、地元の食材の理解を深めるために芽室の愛菜屋を訪問しました。考案したレシピを家庭科室で調理したり、プレゼン資料を作成し、出品するレシピを決めました。本校生徒グループのレシピ「カマンベール串揚げ」が最優秀レシピに選ばれました。

オリジナル名刺作成と地域交流

これから社会人になるにあたって大切な名刺交換について学びます。名刺交換をする際に大切だと思うことを考えたり、ただ名刺交換をするだけでなくどうやったら顔を覚えてもらえるかを話し合いながら名刺作成を行いました。

ビジネス・マーケティングコース

商品開発

~芽室のおみやげとおみやげ袋~

芽室町役場の魅力創造課職員にご協力をいただきました。

公務員コース

芽室町の新しいイベントを考案!

「芽室サイクルツーリズム&ファットバイクツアー」

公務員コースの総合的な探究の時間は、自分の「興味のあること」を地域のために活かす授業です。昨年度はサイクルツーリズムイベントを2回実施しました。1回目は芽室町内の景色の良いところを案内したり、芽室町の牧場”Ease Farm”に協力してもらい、オリジナルデザートを味わってもらいました。このツアーには、一般募集で7人の方が参加してくれました。第2回は、芽室町を拠点に地方創生事業に取り組む「十勝プラス」の及川さんに協力を得ながら、イベントのちらし作成、案内、ガイドに挑戦しました。メインは雪上をファットバイクで走るイベントでした。雪の上でレースをしました。芽室仕出しに協力を仰ぎ、みんなで食事も楽しむことができました。このイベントには一般募集で10名のお客様に参加していただくことができました。

進学コース

芽室町発祥のゲートボールの魅力を拡げよう!

ゲートボールの魅力を高校生目線で発信します。実際にゲートボール大会に参加し、肌でその魅力を感じました。

特進選抜コース・特進アスリートコース

1dayカフェ

芽室町のカフェ「クリンゲル」の協力のもと、1日カフェ運営。パフェとドリンクの商品開発に挑みました。 アスリートということもあり、原材料や添加物にも気を遣いながらの商品開発。当日はたくさんの地域住民の方々が来店し、販売した30食のパフェ、ドリンク50本を完売させ、大盛況でした!

「プロテインアイス」開発計画!

「あいすの家エトセトラ」でおなじみの長沼あいすの協力のもと「プロテインアイス計画」を発案。 部活動に従事する友人や自分自身の競技力向上のために、効果的に筋力を増強させる方法としてプロテインアイスを考案し、長沼あいすに協力依頼。 カップタイプのアイスとバータイプのアイスの開発を継続中。包装デザインについても検討しているところです。

スポーツ探究

スポーツ探究の授業で、各競技の専門性を磨きます。
※特進アスリートコースは、野球部、スピードスケート部、アイスホッケー部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、サッカー部、陸上競技部、駅伝部で構成され、同コース生はそのいずれかに所属することが義務づけられています。

芽室ジモト大学付属高校探究部(探究部)

OG Interview

帯広信用金庫 北橋 美桜さん
芽室ジモト大学附属高校探究部 前部長(2025年公務員コース卒)

私たち探究部は、芽室町や十勝地域に根ざした活動を通じて、地域の方々との交流を大切にしてきました。地域イベントへの参加やボランティア活動を通じて、地域の一員であることを実感し、仲間との絆やチームワークの大切さを学びました。特に印象深いのは、私たちが企画・運営したクリスマスイベント「めむクリ」で、子どもたちの笑顔を増やすことを目指し、3年間にわたって開催しました。回を重ねるごとに参加者が増え、地域とのつながりも深まりました。
また、「TOCORONプロジェクト」では、十勝の特産品を活かしたマカロンを開発し、地域の食文化や産業への理解を深めるとともに、創造する喜びを実感しました。マカロン作りは新たな挑戦でしたが、仲間と協力して完成させた達成感は大きなものでした。
部長としての経験からは、リーダーシップとは仲間の意見を尊重し、協力して目標に向かうことだと学びました。意見交換を重ねることで信頼関係が築かれ、部員全員が成長できたと感じています。これまでの活動を通じて、地域とのつながりや仲間との絆、自分たちのアイデアを形にすることの大切さを実感し、探究部で過ごした時間は私にとってかけがえのない財産となりました。今後もこの経験を糧に成長していきたいと考えています。

芽室ジモト大学附属高校探究部とは??

芽室ジモト大学附属高校探究部(略称:探究部)は、芽室町を中心とした十勝で活躍する大人たちとの交流を大切にしています。ボランティア活動に留まらず、例えば、クリスマスイベント“めむクリ”や十勝ご当地マカロンプロジェクト“TOCORONプロジェクト”など、イベントやプロジェクトの企画運営に挑戦している部員も在籍しています。今、やりたい事や将来についてはっきり考えていない人が、活動を通して地域の大人たちの思いや工夫を知り、自分がどんなことに関心を持っているのかに気づくきっかけになるかもしれません。また、前に出ることが苦手な人も、「縁の下の力持ち」で十分に活躍できるのも探究部の活動の魅力です。進路のため将来のために何かやりたいと思っている人、やってみたいことがある人などなど、是非、探究部で一歩踏み出してみませんか?

TOCORONプロジェクト(十勝コラボマカロンプロジェクト)

~高校生がマカロンで十勝を1つに~

「高校生がマカロンで十勝を1つに」をキャッチフレーズに「池田のマカロン」と「芽室のマカロン」を完成させました。「池田のマカロン」は池田町の銘菓バナナ饅頭味、「芽室マカロン」はコーン、ルバーブ、さつまいも、ピーナッツ味のもので、ご当地フレーバーのものにしました。氷灯夜、めむクリ、池田町アイスキャンドル点灯式などさまざまな地域のイベントに出店し、50-100個ほどを準備しますが、いつも30分ほどで完売するほど人気です。 十勝管内の高校生や地域住民との関わりを通じて、新しいものを生み出す力、地域に貢献するという献身性、コミュニケーション能力が身につきます。

めむクリ

「今回で3回目を迎えた「めむクリ」。芽室町のイベント「かちフェス」ボランティアの参加をきっかけに、「自分でイベントを運営してみたい!」と生徒たちが声をあげたことで生まれたイベントです。大人主導ではなく、高校生が主体となり高校生が大人たちを動かすイベントとなりました。今回は、めむろーど、駅前ロータリー、Unite(チャレンジショップ)の3会場に場所を拡げて、規模もさらに大きくなりました。芽室駅前のイルミネーション点灯式には町長、副町長、教育長にも協力をいただいただけでなく、町内の小学生・就学前児童に灯籠の絵を描いてもらったり、メムピーサンタ(メムロピーナッツにサンタの絵を描いたもの)を作って飾ったりすることで多くの方々にめむクリに参加してもらいました。Uniteでは「高校生クラブ」を開催し、ノンアルコールカクテルの提供やDJにも挑戦しました。