上美生小中学校でサイエンスショー 進学・教養コースの生徒も参加

11月16日上美生小学校体育館で、上美生小学校と中学校合同のPTA研修会が行われました。保護者と小中学生約120名を対象に、本校の芦沢教諭が新得高校の斉藤教諭、緑陽高校の中田教諭、本校川本教諭とともに、本校進学・教養コースの3年生の生徒4名が、サイエンスショーを実施しました。2005年からこの企画をはじめた芦沢教諭は、これで、白樺学園のある芽室町全ての小学校を訪問したという。

*写真提供 川本先生

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身近な道具をつかって、熱気球のしくみを説明する芦沢教諭
 

 この日、実験ブースでは、かさ袋ロケット、スーパーボール、、レジ袋カイト、などの工作を行い、本校生徒が主体的に指導にあたった。
「とても楽しく充実した時間でした。時間が足りないくらいでした。」と参加保護者。またイベントに参加し、かさ袋ロケット作りの指導を行った本校3年生増田順之君(芽室中出身)は「完成したロケットが予想以上にとび、子供達が喜んでいる姿を見るのがとても嬉しかったです。」と感想を述べた。
 企画に主体的に関わった芦沢教諭は、「参加の子供達が理科に興味をもってくれて、目を輝かせて喜んだり、本校の生徒が先生となって子供達に主体的に教えている立派な姿が見られて、とてもうれしい」と語る。
 この企画をすすめているのは十勝管内の高校理科教諭でつくる有志で、昨年からは、「科学専隊ジッケンジャー」と名乗っているという。
 今度の活動について、芦沢教諭は、「科学のおもしろさを伝えること、本校生徒にとっても貴重な体験になり、また学校も理解してくれている。二周目も行いたい。講演依頼がありましたら、ぜひ連絡ください」と語った。
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かさ袋ロケットの指導をする増田くん
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液体窒素の実験を披露する斉藤教諭
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たまご乗りに成功し喜ぶ参加児童(右は芦沢教諭)