新チーム夢舞台へむけて希望の1勝〜先制されるも逆転・コールド発進

本日行われた秋季北海道高校野球大会十勝支部予選の一回戦、白樺学園は9−1(7回コールド)で帯広緑陽高校に勝利し準々決勝進出を決めました。次の試合は15日火曜日、第二試合(11時30分開始予定)で帯広南商業高校と対戦する。(荘司)

帯広緑陽 100 000 0  1
白樺学園 100 224 X  9

投手:橋本ー牧野(6回) 捕手:阿部
二塁打 牧(6回)、阿部(6回)

白樺は一回表、二本のヒットと犠牲フライで1点を先制されるも、ライト佐藤の好返球で二点目を阻止。裏の攻撃で先頭の後藤が死球出塁、盗塁で二進。3番の橋本がチーム初のヒットを放ち、一三塁。二死一、三塁の場面で5番矢尾板がセンター前へタイムリーヒットを放ち同点においついた。

1−1でむかえた四回裏、白樺は阿部の内野安打、佐藤のレフト前ヒット、後藤の四球等で、二死満塁。2番の小笠原が打ったフライはレフトの前へ落ちタイムリーとなり二者生還し3−1と勝越しに成功する。この試合初めてのリードにベンチのムードが一気に明るくなったよう。

続く五回、矢尾板、牧が連続ヒット、阿部の四球などで、一死満塁。8番佐藤が鋭い振りから放った鋭打球はセンター前へぬけ2点タイムリーで5−1。

六回表、投手が橋本から左の牧野に交替。先頭打者をヒットで出塁を許すも、4(松浦)−6(小笠原)−3の併殺と三振で、3者無失点で抑えた。

六回裏、先頭の小笠原が内野安打で出塁。岡田四球等で1死、二塁で5番矢尾板が放ったライナーはレフト前へ。小笠原が生還し6−1.1死一二塁から牧の左中間へ二塁打で1点追加、7−1.続く阿部のレフト線二塁打で二者が還り、9−1とした。

7回表、リリーフの牧野はテンポよくこの回も3人で抑え、7回で9点差がついたため大会規定で試合終了。(5回以降で10点差、7回以降で7点差で試合終了の規定がある。)

白樺学園は13安打9得点で無失策だった。先発の橋本は初回こそ被安打3,1失点だったが、気合いのこもった投球でストレートは自己最速をマーク。その後安定したピッチングを見せ、5回を投げて被安打5自責点1四死球2奪三振3でまとめあげた。リリーフの牧野は2回をテンポよく投げ、打たせて取り、被安打1無四球無失点だった。

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夢歩合へ向け、この試合第1球そして高校公式戦で記念すべき第1球を投じる橋本球道投手。

背番号1、主将で3番バッターも務める橋本は、先発でゲームを作り、チーム初安打、その後は甲子園でも守った三塁の守備についた。

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5回からリリーフは背番号10の1年生の牧野投手。打たせて取り2回を無失点。

 

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4回二死満塁の場面、小笠原が二点タイムリーヒットを放つ

 

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5回一死満塁で、佐藤が二点タイムリーを放つ

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6回矢尾板がタイムリーヒットを放つ

 

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6回牧左中間へタイムリー二塁打

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6回 阿部がレフト線へ二塁打、二者が還る。