Society5.0を生き抜くための教育〜大谷短大連携 教育ICT実践セミナー3回目の開催

8日午後、帯広大谷短期大学と連携事業として、「Society5.0を生き抜くための教育」をテーマに3回目となる教育ICT実践セミナーが本校白樺ホールで行われました。(荘司)

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2名の講師を迎え、帯広大谷短期大学より20名、本校教員25名の他、全道から高校教員が5名、管内小学校教員2名、企業9社14名が参加して行われた。基調講演は、国立教育政策研究所教育課程調査官の鹿野利春氏が「Society5.0を行く抜くための教育」をテーマに基調講演を行い、北海道教育大学4年の長澤瑞木氏が「オランダ教育から考えるこれからの教育の在り方」をテーマにプレゼンテーションを行った。また参加企業が教育関連のICT機器について説明を行った。最後の挨拶で嶋野校長は、「白樺学園でSociety6.0となるような新しい教育に挑戦して行きたい」と締めくくった。ご来場頂いた先生、関係者の方々、企業の方々、手伝っていただいたみなさん、本当にありがとうございました。(荘司)

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プログラム2番のcafé Shirakabaでは、帯広大谷短期大学の協力で地元芽室の美味しいコーヒーとワッフルが提供されました。

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左から、鹿野氏、嶋野校長、長澤氏

貴重な講演、ありがとうございました。

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◇今回の企画について(芦澤先生)

高等学校の学習指導要領のには次のような記述があります。
「学校教育には,子供たちが様々な変化に積極的に向き合い, 他者と協働して課題を解決していくことや,様々な情報を見極め,知識の概念的な理解を実現し,情報を再構成するなどして新たな価値につなげていくこと,複雑な状況変化の中で目的を再構築することができるようにすることが求められている。 」今回は,Society5.0を生き抜くための教育と題して,情報教育,ICT教育,世界の教育の動向を見ようと今回の企画が始まりました。

◇参加した教員の声から

山本先生「オランダの自分の足で集めてきた資料で、説得力があった。すごいと思い感動した。(日本と)まったく異なる教育方法についても実践できる部分もあると思う。振り返り、コーチング、といったことなど勉強になった。」

吉田先生「狭い空間にいるとわからないかないことが多いと思った。このままではなく、いろんな可能性にチャレンジしてみたいと改めて思った。未来を考えている人と話してとてもわくわくした。」

福田先生「基調講演を聞いて、プログラム言語のこと、これからの機器のことなどについても参考にしたい。」

 

「学ぶための目的をいかにもたせるかが大事。予測できない未来を予測するより、生徒と一緒に良い社会をつくって行こうねと頑張ることが大事」という鹿野先生の言葉がとても印象的でした。(荘司)

 

 

Society5.0とは?

ソサエティー5.0(Society 5.0)は、日本が提唱する未来社会のコンセプトで、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)といった人類がこれまで歩んできた社会に次ぐ第5の新たな社会を、デジタル革新、イノベーションを最大限活用して実現するという意味で「Society 5.0(ソサエティー5.0)」と名付けられた。5年ごとに改定されている科学技術基本法の第5期(2016年度から2020年度の範囲)でキャッチフレーズとして登場した。(ウィキペディアを参考にしました)
Society5.0(内閣府HP,科学技術政策)