3年間のラストラン!インターハイ帯広で始まる 蟻戸一、大島、谷垣、宮本表彰台

3年生にとっては高校最後のインターハイ(第69回全国高校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会)の競技が23日帯広市の明治北海道十勝オーバルで始まった。午前の男子五百mは大島(3年)が2位、宮本(同)が3位。午後の男子五千mでは蟻戸一永(3年)が優勝(連覇)、谷垣(2年)が3位に入るなど3年生が中心に活躍し学校対抗優勝にも弾みをつけた。競技は4日間で26日最終日をむかえる。(荘司)

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男子5000m優勝を飾った蟻戸選手(最終ラップゴール直前)
 

奥泉先生の話:「初日は順調にスタートすることができた。優勝の蟻戸、二位の大島だけでなく、宮本、谷垣がよくやった。5千mの終盤の追い上げは陸上競技でも大切な終盤の勝負ができていた。各選手がんばった。」

本日最終レースの5千mラストラップでは奥泉先生や応援のスピードスケート部の生徒達が大きな声をだして声援をおくっていたのが印象的。「3年間最後のすべり、この大会で見納めなので感動した」と熱い声援が送られていた。

3年生蟻戸、谷垣両選手は大会記録を樹立、会場からあたたかい拍手が送られていた。

5百mで2位となった大島選手は2年続けての準Vに悔しさを噛みしめていたが応援の後輩達に感動を与えるほどの走りだった。

インターハイスピードスケートでは学校対抗も行っている。そのため一見すると個人種目の単なる合計点に思われるかもしれないが、各種目での結果により、次の日のレースのオーダー(補欠を含め3選手の中から2選手が出場)にも影響がでるという。誰かの活躍が、出ずっぱりになりがちなエースを休ませることや、それによって他の選手が滑走できるなど、お互いの助けあいもある。特に最終日は、パシュートと200mリレーといったチーム種目があり感動的だ。

スピードスケートのインターハイ帯広開催は18年ぶりと貴重な機会。学校から徒歩3分で大会会場につきます。生徒のみなさんも足をはこび、観戦、応援(マナーを守りつつも熱い応援)をしてはどうだろうか。

 

選手の皆さん、怪我なく悔いのないレースを!がんばれ白樺学園スピードスケート部。

 

◇男子500m

2位 大島 颯己(3年)   36.02

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3位 宮本 信太朗(3年)  36.48

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◇男子5000m

1位 蟻戸 一永(3年)   6 : 31.11 CR

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3位 谷垣 優斗(2年)   6 : 39.71 CR

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CR::Competition Record(大会記録)

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◇女子500m

16位 中西 琴菜  42.01 (1年)

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男女500mの写真は奥泉先生(スケート部顧問、教頭)が撮影、提供です。ありがとうございました。

 

なお今大会は全国高体連公式 インターハイ応援サイト 「インハイTV」でライブ中継も行われています。

 

明治北海道十勝オーバルで初のインターハイでした。

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こちらの方向に徒歩約3分で白樺学園高校があります。