スピードスケート2013年第1回タイムトライアル

スピードスケートがいよいよシーズンインしました。9月14日土曜日、白樺学園高校から徒歩3分のところにある帯広の森屋内スケート場、明治北海道十勝オーバルで2013年度の第1回タイムトライアルが開催されました。多くの選手にとって今季初のレースとなったようで、高校生、大学生を中心に、中学生から社会人までが参加し行われました。男子500mでは参加88名中、1位(同着)は本校OBの長谷川翼選手(日本大学)が、男子3000mでは、本校3年小川拓朗選手が3分59秒38で2位のタイムを記録しました。多数の白樺学園OB/OGが滑走し、懐かしい再会もありました。
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男子3000m、ラスト1周の小川拓朗選手<続きにも記事写真掲載>

さて、当ホームページをご覧になっている方は、帯広、札幌、道内をはじめ、関東、関西、東北、四国など多岐にわたっているようです。生徒の含め、実際にスピードスケートをご覧になったことがない人もいるでしょうからシーズンインに当たり、少々競技の魅力の一つ「スピード」について、補足してみたいと思います。(荘司が書いています。スケートの専門家ではないのであしからず。)

スピードスケートを履いているとはいえ、生身の人間が、3000mを4分足らずで走るとはものすごいスピードです。小川拓朗君でちょうど約4分(3分59秒)でしたから、平均時速45km/hです。道具はスケート靴だけですから驚きです。そのスピードでコーナーを回って行きます。ちなみに人の歩行速度は約5キロ、これだと3000mは36分かかってしまいます。陸上競技3000mの世界記録は7分20秒、100mを10秒で走る人の速度は、36km/hですから、いかにスピードスケートのスピードが突出して早いかがお分かり頂けるかと思います。写真撮るのも慣れるまでたいへんでした。(とくに屋内は明るさの要素も加わります。)北海道は十勝にある屋内リンクは、日本を代表するリンクの一つです。ほとんどのレースは無料で観戦できます。防寒着とマナーは必要です。(他の競技同様、写真はフラッシュ厳禁ですし、リンクにものを落としたりしないように。)せっかく学校から近いのだから、皆さんも一度足をはこんて、観戦、応援してみてはどうでしょう。それでは今大会より最後のシーズンとなる、3年生を中心に写真を掲載します。

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渡邊  勇人選手(3年生、1000m1分16秒13)

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佐々木奨之選手(3年生、1000m1分15秒97)
 

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森本  翔太選手(3年生、1000m1分22秒25)

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東城  拓也選手(2年生、3000m4分9秒42)
 

最近卒業のOBも元気に滑走してました!

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千葉選手(明治大学)本校を昨年卒業したばかりですが明治大学のユニフォームでの滑走です。

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戸田真也選手(山梨学院大学)2年前の卒業です。
いつも明るく対応してくれてうれしい限りです。

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荻野達哉選手(明治大学)1000mでは72人中4番目のタイムでした。
2年前卒業担任は私(荘司)。「学校が楽しい!経済学が面白くて、単位取得も順調です!」とうれしい報告をしてもらいました。リレー日本記録保持者でもあります。
 

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明治大学の小川新選手、白樺学園時代は主将を務めていました。昨年の大学チャンピオンです。「今年はユニバーシアードをねらいます!」とのこと。後輩達もよろしくお願いします。

滑走はとれなかったのですが、日本大学の長谷川選手(左)とも再会できました。

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わざわざ戸田選手(右)が、「恩師がきてるぞ!」って呼びにいってくれました。

別々の大学に進んだ二人ですが、こうしてみると、高校時代そのままの仲良しでほほえましいです。

長谷川翼選手は、500mの選手で日本でも10本の指に入る選手です。(先生の中では、5本に入る・・・いえ日本一の選手です)「メダル目指せよ!」と私。日本で500mの代表になるということは、メダル圏内のレベルなのです。「先生のおかげで卒業できました!」とかわいいことを言ってくれます。親孝行な翼くんなので、きっとメダルをご両親にかけてあげる日が来ると思います。そのときは・・・学校にも報告にきてください。(私にも一度でいいのでメダルかけてくださいね。)

親御さん、選手の皆さんよりごあいさついただきました。ありがとうございます。今シーズンもよろしくお願いいたします。

多数の白樺学園卒業生が帯広に帰ってきて、元気に滑走していました。かげながら応援しております。

日本のスケート界を代表して活躍するみなさんが良いシーズンをおくれることをお祈りいたします。