『勝利!』〜春季高校野球北海道大会〜二人のエースと完封勝利!選抜枠代表校を下しベスト4進出

本日札幌円山(まるやま)球場で行なわれた第53回春季北海道高等学校野球大会で、十勝代表の白樺学園は、2−0で室蘭支部所属で選抜甲子園出場枠で出場の駒大苫小牧を下し、3年ぶりのベスト4進出を決めました。おめでとうございます。

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勝利に喜び駆け出す選手達(撮影;高倉裕一 氏)

この試合の写真は全て、本校OB教員(元写真部顧問)高倉裕一氏によるものです。
*写真部のみなさんぜひ参考にしてください。

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先発は、この大会で、高校ではじめて背番号「1」をつけた市澤選手。

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市澤魁投手は4回を1安打無失点に抑えた。

4回はワンアウトを取った後、四球と死球で一死満塁のピンチをむかえたが
この要所にこの日初めての併殺打に打ち取り切り抜けた。

 

五回から背番号「11」をつけた斎藤敦哉が登板。

5回を3安打1失点に抑えた。

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8回はワンアウト二三塁のピンチもあったが
ピッチャーゴロに打ち取り、打者をアウトにし、三塁走者を本塁でタッチアウトにするなど、バックとともにピンチを切り抜けた。(1-3-2のダブルプレー)

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背番号15で先発出場の柳沢選手はこの日2安打1打点。

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2回、ツーアウト1,2塁からライト前へ先制となるタイムリーヒットを放った。

「右方向へしっかりとあわせたヒットだった」と、この日応援部隊(野球部の居残り生徒)引率の湊谷教頭。「走者(花田)の走塁も、タッチをかいくぐりすばらしかった」

 

タッチをかいくぐり先制点のホームを踏む花田主将

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3回ワンアウト2塁から、高橋が右中間へタイムリー三塁打を放つ

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チャンスであればそれだけ集中力をましているように思える。

 

この試合チームで5安打。うち2本がタイムリーヒットだった。

 

四球で出塁後盗塁でスコアリングポジションの二塁に進んでいた木下が生還する。

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*野球のことを少し説明します。:スコアリングポジションの二塁に進んでいたことで、打者有利の場面が生まれます。打者はヒットでも走者を帰せ、進塁打にもなるセンターから右方向への打撃でも大丈夫という意識が生まれ、打ちやすくなることがあります。選手にきいたわけではありませんが、木下選手の出離後の二塁への盗塁は、ファインプレーだったかと思います。次の次の打者高橋君の打撃結果は右中間への三塁打でした。

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次の試合は、準決勝です。

31日土曜日、10時30分より札幌支部代表の東海第四高校と行われます。

 

なお、道高野連のホームページ(更新日:2014年5月26日)に次のような記載が御座います。

来場の際はご注意ください。

〜以下引用〜

札幌円山球場でご観戦の皆様へ(お願い)

●円山球場には観戦者用の一般専用駐車場がございません。


野球大会観戦にご来場の際は、公共交通機関をご利用いただきます様お願い致します。
 なお、球場に隣接する他施設専用駐車場への無断駐車、また球場周辺の路上駐車・違法駐車は絶対にお止めください。 ご協力お願い致します。

◎地下鉄東西線 円山公園駅下車 徒歩20分
◎JRバス 円山公園駅前~総合グラウンド前下車 徒歩3分

〜引用は以上

ちなみに私はいつも地下鉄と徒歩か、時間が合えばバスも利用しています。

撮影機材は軽くはないのですが、この時ばかりは重さを忘れます。

 

余談ですが

 

「大会出来るだけ長くいたいんです。いつもとまっている宿舎、朝ご飯がとても美味しいんですよ!」とある選手がおしえてくれました。

ささやかなことかもしれませんが、とても幸せそう。もちろん「野球が1番」な訳ですが、聴いててうれしくなりました。 

 

どこの宿舎かは言えませんのでかわりに一つだけ情報を。

 

ご存じかも知れませんが札幌円山球場のカレーはとても美味しいと評判です。(帯広の森もとても美味しいです。)

 

私も一度たべて見たいと思っていますが、負けると食欲はどこかへいってしまうようなのです。

ここは勝利で、カツカレーならぬ、「勝ちカレー」を食べたいのです。

選手のみなさん、「華麗なる勝利」お願いします。

*(念のため)派手なプレーでなくいつも通りの野球でお願いします。
 

 

今回の記事に素敵な写真を提供して下さった高倉氏にあらためてお礼もうしあげます。(荘司)