1年生怒りの制御法学ぶ~アンガーマネジメント講座実施(社会人になるための準備講座)

10月28日、本校第2アリーナで、1年生全クラスを対象にした「社会人になるための準備講座」(PTA企画)として「アンガーマネジメント講座」が実施されました。

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アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで始まったアンガー(anger:怒り)をマネジメント(management:管理)するための体系化された技術・心理教育で、最近北海道新聞や十勝毎日新聞でもとりあげるなど話題になった。また、日本アンガーマネジメント協会の全国8番目の支部となる北海道支部が10月5日帯広に開設され、同支部の長縄史子さん(協会公認シニアファシリテーター)が本校1年生を対象にワークショップを実施した。

生徒たちはワークショップで、グループをつくって、「とんな~~すべき」があるかを出しあい、優先順位をつけ、各々の「~すべき」が異なっていることを知った。さらに各自で最近起きた「怒り」「イライラ」を書き出し、アンガーログを作成し、自分の怒りの傾向を分析した。

対処方法として、怒りのピークとなる「6秒を我慢すること」や、「大丈夫」など自分の気持ちを落ち着かせる言葉の活用、怒りの対象について、かえられないもの(天気等)、やそれほど大切でないものであればもう考えないようにする、「怒りの仕分け」などを学んだ。

 

 

生徒の感想(アンケートに多くの生徒が書いていることは次の通り)

 

「怒りをコントロールできることは大切だと思った。」

「怒りの対処方法を試してみたいと思った。」

「自分自身で(怒りを)コントロールできるものなんだと思いました。」

「怒ったときは、これからは、6秒まとうとおもう。そして深呼吸。」

「人に迷惑をかけずに(怒りを)解消できる方法を知れてよかった」

 

第1学年主任の芦沢教諭

「多感な高校生にとって。怒りのマネジメントは大切。はやい時期に実施するのが好ましい内容で、生徒たちにとって役立つ内容だった。来年もまた1年生に実施してほしい。保護者にアイディアをいただき実施でき感謝している。クラスだけで実施するのではもったいなく、学年団で実施したが、ワークショップを充実させるためには一度の参加人数を少なくしてもよいと思う。やってよかった。」