冬期講習会受付始まる 「叩けよさらば開かれん」届け春木先生からのメッセージ

本校1,2年生を対象とした「冬期講習会のお知らせ」が5日が該当各クラスに配布されました。おかげさまで白樺学園の進学実績は過去5年を見ると、一番行っている進路先は12人の明治大学、日本大学、札幌大学。次は9名の北海道教育大学と有名大学への進学を達成してきています。受験だから絶対と言うことはなく、できる努力をするばかりです。さて冬期講習の受け付けが開始されましたので、運営する進路指導部担当者の春木先生からのメッセージをお届けします。これをきっかけに、一人でも二人でも前向きにやってみようという生徒が増えてくれるととても嬉しいです。<続きにメッセージと要項後半を掲載>

冬期講習1.jpg

『叩けよ、さらば開かれん』 

 私は大学時代、家庭教師、個別指導塾、集団指導型の学習塾でアルバイトをしていました。卒業してからは某学習塾で社員として経験を積み、今に至ります。その間、数多くの受験生を見てきて感じることがあります。それは、大きく分けて受験生は3つのタイプに分類されるということです。1つ目は、目標があるのにも関わらず努力をしない受験生。これに関しては、よほどの天才ではない限り成功を収めることは難しいでしょう。2つ目は言われたことだけを“こなしている”受験生。自ら何をするべきか考えずなんとなく勉強している受験生、つまり指示待ち状態です。“ある程度の”結果は残せるかもしれませんが、上を目指す者としてはとても物足りなく、国公立大学をはじめとする難関大学にはとても太刀打ちできないでしょう。3つ目は、自ら考え、積極的に行動に移すことができる受験生です。先生から言われたことだけではなく、第一志望校合格から逆算し、今自分に足りないものを冷静に分析して行動に移せる人間が受験で成功するのです。簡単なことではありませんが、皆さんには是非この3つ目の受験生を目指して努力して欲しいと願っています。

 今年の冬期講習会は前半後半合わせて8日間、1・2年生を対象に受験で合格するための「知識・技術」を教授し、その「使用方法」(入試問題をどう解くか)について説明していきます。前述の通り、自分で考え自分にとって必要だと感じたのであれば、是非今回の講習会を受講して下さい。現在、進路指導部は皆さんにとって最良の講習会になるよう準備をすすめております。

 『叩けよ、さらば開かれん』 この言葉は私が受験生だった頃、恩師から頂いた今でも大切にしている言葉です。「積極的な行動をとれば、おのずと道は拓かれる。」という意味です。自分の道は自分で切り拓いてください。進路指導部はそんな皆さんを全力で応援します。

進路指導部 進学担当 春木 雄一郎

補足:「叩けよさらば開かれん」 原文は次の英語です。Knock, and it shall be opened to you. (荘司)

冬期講習2.jpg