記録樹立で優勝、学校対抗も制す スピードスケート全道大会

24日、苫小牧市ハイランドスポーツセンターで行われた第70回全道高等学校スケート競技選手権大会最終日の競技で本校スピードスケート部の選手たちが活躍。男子1500Mで2位に野々村、3位に松井が入り、チームパシュート(奥山、堀川翼、野々村)はリンク記録で、最終種目の2000Mリレー(向山、大島、堀川大地、齋藤)では大会新記録を樹立して優勝。学校対抗のポイントを81点に伸ばし2位と27点差(昨年度21点差)とし2年連続41回目の優勝を果たしました。おめでとうございます。(荘司)

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◇男子2000Mリレー

大会新記録を樹立した

第一滑走者:向山君(今大会500mチャンピオン)

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第二滑走者:大島君(今大会500m3位)

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リレーはバトン受け渡しが難しくタイミングなど分担し協力している。

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最高速が60キロ近くになるスピードスケート。

できるだけ早いスピードで受け渡ししたいが、落とすばかりでなく、バトンゾーンを越えたりということが少なくない。

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見事なバトンワークでつないでいく。

 

堀川大地選手はこの日、昨年優勝した1500mで悔しい思いをした後のレースだったが

「調子があがらなくても良く我慢して取り組んでいた。3年間リーダーとしての活躍もチームにとって大きい。」と和田監督。

2000mリレーには昨年と同じ第三滑走者として出場でした。

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アンカー齋藤寛汰選手へ

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大会記録のゴールは3年間でリレー初出場の齋藤選手。

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おめでとうございます!

 

大会記録は2009年12月25日の第62回大会、帯広(明治十勝オーバル)での白樺学園(小室、岸田、田淵、長谷川選手)の2分27秒80でした。

屋外リンクでの大会記録更新でした。

「屋外だとパワーのある選手が有利。温度が低ければ体重のある選手の方が氷を溶かしながら滑ることができる。軽いとブレードがくっつくイメージ。」と和田監督。

 

 

◇リンクレコードで優勝のチームパシュート

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男子は1周400mのリンクを8周、3人が1チームとなり2チームで滑る。

先頭は空気抵抗が大きいため負担がかかることや最小でも一人一周は先頭を滑らなくてはならないため交代しながら滑走する。

タイムは最後尾の選手のブレードがゴールラインを通過した時点となる。

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◇男子1500m

3位の松井選手

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同じく2位の野々村選手

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<24日最終日 入賞>

◇男子1500m

2位 野々村太陽(1年) 15506

3位 松井菫也(2年) 15689


 


  チームパシュート

奥山大輝(3年)、堀川翼(2年)、野々村太陽(1年) 40103コースレコード

 


  男子2000mリレー

向山恭平(3年)—大島颯己(1年)—堀川大地(3年)—齋藤寛汰(3年)22749大会新記録

 

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男子は41回目の優勝でした。

 

賞状を持つのが久保主将ですが、けがのため選手として出場はなかったものの、声をだしたり、スタッフとしてタイムボードを出したりチームをまとめたりしていました。

「インターハイへはでます!そのために今回は大事をとっています。」という。

 

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「1年生から活躍の選手たちが中心に3年生はチームを良い雰囲気でまとめてくれている。伝統は大切だが、タイムがわるくなるような悪い伝統はやめにしてきた。1年から3年まで仲が良く、1,2年生も代役の選手も力を発揮している。やっと成果があらわれはじめた。優勝はとてもうれしい。」と和田貴志監督。

 

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保護者の皆さんと一緒に。選手たちもとてもうれしそうですね。

お疲れさまでした。

 

大会関係者の皆さんありがとうございました。

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リレーのレース中のバトンゾーンの氷

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整氷後のリンク表面。おかげさまで大会記録ですね。

 

 

 

選手たちは笑顔が多く、出ている選手だけでなくたんに応援だけでなく全員で主体的に関わっているように感じられました。

 

1月16日からのインターハイ(山梨県)では今回出場できなかった、力を出しきれなかった選手たちも含め悔いのない笑顔あふれる大会にしたいですね。

 

がんばれ白樺学園スピードスケート部。(荘司)