3点差逆転も決勝進出逃す 全国選抜アイスホッケー

7日、全国高等学校選抜アイスホッケー大会の準決勝の第1試合、白樺学園対武修館高校の試合が苫小牧市の白鳥アリーナで行われた。

第一ピリオドに先制を許し、0−1でむかえた第二ピリオドには4分と8分過ぎに失点し0−3と劣勢だった。しかし同ピリオド14分57秒に福田、17分33秒に村上、さらに同ピリオド終了近く19分13秒には岸本が同点ゴールを決めるとセットの選手達もベンチも喜びを爆発させた。最終第三ピリオドに入っても勢いとまらず、1分27秒、佐藤が昨日に引き続き勝ち越しのゴールを決め逆転に成功し4対3に。遂にリードを奪った。しかし、残りの約18分間で、3失点。再逆転を許し4−6で敗れ、決勝進出と2大会連続5回目の優勝を逃した。なお大会は準決勝の第2試合が新型コロナに伴った大会規定により中止となり、8日最終日の3位決定戦も対戦校がいないため中止が決定したことが準決勝試合終了時に伝えられ白樺学園の3位が決まった。なお決勝戦は武修館高と八戸工大第一で行われる。

劣勢の中3連続ゴールでの同点、そして逆転はスポーツの醍醐味とアイスホッケーの魅力を見せられた感で、たくさんの人にその素晴らしさや感動を与える場が再び戻ってくれればと思う。3位決定戦は中止ですが、昨年のように大会が中止にならず、無観客だが、ルールに則り大会が運営されていること、関係の方々や参加チームの方々に感謝ですね。1月のインターハイへと長いようで短い日々かと思います。健康に留意して、学校生活も部活も、家族や友人との時間も一日一日大切に、がんばれ、白樺学園アイスホッケー部。(荘司)*つたないですが応援の意味で写真を掲載します。

#88岸本の同点ゴールが決まり喜ぶ選手達

◇準決勝

白樺学園4(0−1 3−2 1−3)6武修館

 

 

◇得点○・失点●について( )内はアシスト

11分56秒●

24分05秒●

28分29秒●

34分57秒○ 24福田

37分33秒○ 34村上 (24福田 11高田)

39分13秒○ 88岸本 (11高田 34村上) 同点ゴール

41分27秒○ 53佐藤 (16金子 74西浦) 勝ち越しゴール

43分58秒●

45分58秒●

56分24秒●

 

◇キーパー(出場時間)

69田中 (56分24秒)

44杉江(2分53秒)

第一ピリオド開始 佐藤選手

ペナルティショットを防ぐ田中選手

シュートを防ぐキーパーの田中選手

指示を出し、守る小原主将

キーパーに声をかける武田副主将

 

第二ピリオド0−3の劣勢の中、24福田選手のゴール、うれしい1点

1点目、喜ぶ選手たち。

24福田選手がシュートをはなつ。2点目。

岸本選手が同点ゴールをきめる

同点!

嬉しい同点ゴールを決めベンチへ戻る岸本選手

第3ピリオド直前、スタートのセットで打ち合わせる。

勝ち越しゴールにつながるパスを出す高田選手

勝ち越しゴールを決める佐藤選手

ついに勝ち越し

最終ピリオド、攻める選手達

 

残り時間わずか、作戦タイムをとる。

3点差を逆転もタイムアップ

試合終了・深々と頭を下げる選手達