郷さん・堀川さん 「ありがとう・感動の滑り」 北京オリンピックレースを終える

北京オリンピックに出場の堀川桃香さん(3年生)と郷亜里砂さん(2006年卒業)が無事レースを終えた。

3年生の堀川さんは、10日、スピードスケートの女子5千メートルの第一組で滑走。自己新で日自身が持つ日本ジュニア記録を3秒57縮め、7分6秒92の日本ジュニア新記録でゴールし世界で堂々の10位だった。

卒業生の郷さんは、13日、15組30人が出場の女子500mに第10組で出場。自己ベストに1秒近く及ばずも、37秒983(1位との差+0.94秒)で滑りきり15位だった。前回大会、2018年の平昌オリンピック(ピョンチャンオリンピック)に続く連続出場で今大会の開会式では日本選手団の旗手も務めた。(荘司)

堀川さんの担任の小西教諭「大舞台での自己ベストを出せている選手は少ない。緊張の中よくやったと思う。4年後、8年後につながる良いレースだったのではと思う。見たと出たでは大きく違う。次代を担っていってほしい。」

郷さんの元担任で、スピードスケート部顧問の奥泉教頭「(郷さんは)一度、競技から離れて、再度オリンピックにチャレンジしオリンピック出場を果たすなど良く努力したと思う。メダルは取れなかったけれど素晴らしい滑りを見せてくれて感動しました。(堀川)桃香は初の大舞台で、メダルを取ることはできなかったが、自己記録更新、世界ジュニア記録更新と素晴らしい滑りを見せてくれた。4年後、8年後メダルを取ってくれることを期待したい。」